1)フロアベッドはお部屋全体が広く見える
フロアベッドは、床面が低く地面に近い高さにマットレスを置くタイプのベッドです。
一般的な足つきタイプに比べると高さがなく、魅力的なメリットと注意しておきたいデメリットがあります。
メリットとして大きいのは、ローベッドなどと同じくお部屋全体が広く見えることです。
※参照:ローベッドの人気商品一覧 | 素材とデザインを追求したインテリア家具【CASA HILS】
シングルベッドを狭いお部屋に置くと、上方の空間も狭くなり室内がいつもより狭く感じられます。
しかしフロアベッドなら同じシングルでも、高さがないので上方には余裕があります。
そのため同じサイズなのにお部屋が広く見え、開放感を感じられるでしょう。
狭い部屋ほどその効果は感じられるので、ワンルームマンションなどに暮らしているならおすすめです。
2)就寝中に落下しても大怪我をする可能性がない
高さが低いことによって、就寝中に落下しても大怪我をする可能性はありません。
寝相が悪い子どもには一般的なタイプに寝かせると落下が心配になりますが、高さがないなら安心できるでしょう。
子どもと同じようにお年寄りもベッドから落下して怪我をする可能性が高く、その場合もフロアベッドを選びたくなるかも知れません。
しかし高さがないことによって、お年寄りにはあまりおすすめできません。
高さがあると、足腰の弱いお年寄りでもベッドに腰掛けスムーズに立ち上がれます。
ですが地面に近い位置にマットレスがあると、腰掛けてからスムーズに立ち上がれません。
足腰の弱いお年寄りにとっては使いにくいので、怪我の可能性は低いものの使わない方が良いでしょう。
3)床面に荷物を収納できないので注意!
デメリットも高さにあり、床面に荷物を収納できないのも注意です。
ベッドのなかには床面の高さを活かして、マットレスの下に収納スペースを作っているタイプもあります。
収納スペースがあるとタンス代わりに使ったり、普段はあまり使わない大物を収納したりと何かと便利です。
しかしフロアベッドは床面から地面までの高さがほぼないので、収納スペースを作れません。
寝る場所と収納スペースを両立させたい人には、向いているとは言えないでしょう。
反対に収納スペースが必要ないと考えているなら、このデメリットは関係ありません。
4)まとめ
フロアベッドはその他にも、他のタイプに比べて値段が安い傾向にあるなどさまざまなメリットがあります。
当然ながらメリットと同じようにデメリットもあるので、両者を比較し納得のできるタイプを選ぶようにしてください。
基本的にはお部屋を広く見せたい、落下の心配を少しでも減らしておきたい、ベッドにあまりお金をかけたくない人には向いています。
最終更新日 2025年5月14日 by ewsnoma