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建設業界の働き方改革、本当に進んでいる?

みなさん、こんにちは!建設コンサルタントの朝霧 蒼です。
最近、建設業界でも「働き方改革」って言葉をよく耳にしますよね。
でも、実際のところ、現場はどうなってるんでしょうか?

僕自身、日々の業務を通じて、この業界の変化を肌で感じています。
確かに、少しずつ良い方向に向かっている気はするんですが、まだまだ課題は山積みっていうのが正直なところ。

今回は、建設業界の働き方改革の現状と課題について、僕の経験も交えながら深掘りしていきたいと思います。
この記事を通じて、業界の未来を一緒に考えていけたらいいですね。

さあ、建設業界の働き方改革、本当に進んでいるのか?一緒に見ていきましょう!

働き方改革の光と影:現場の声から見えてきたもの

長時間労働の改善:明るい兆しはあるのか?

建設業界といえば、昔から長時間労働のイメージがありますよね。
実際、僕が新入社員だった頃は、毎日遅くまで残業するのが当たり前でした。
でも、最近は少しずつ変わってきている気がします。

例えば、ある現場では、ICTツールの導入によって作業効率が上がり、残業時間が20%も減ったんです。
これって、すごいことだと思いません?

ただ、全ての現場がそうなっているわけじゃないんですよね。
特に繁忙期になると、まだまだ長時間労働は避けられない現状があります。

項目改善前改善後
平均残業時間月80時間月64時間
休日出勤日数月4日月2日
有給休暇取得率40%60%

この表を見ると、確かに改善は進んでいるんですが、まだまだ十分とは言えないですよね。
業界全体で見ると、以下のような課題が残っています:

  • 季節や工程による労働時間の変動が大きい
  • 突発的な問題対応による残業
  • 慢性的な人手不足による負担増

週休2日制の導入:理想と現実のギャップ

週休2日制、聞こえは良いですよね。
でも、実際に導入しようとすると、いろんな壁にぶつかるんです。

僕が参加したあるプロジェクトでは、週休2日制を試験的に導入しました。
最初は「やった!」って思ったんですが、実際やってみると予想外の問題が出てきたんです。

「休日が増えるのは嬉しいけど、その分、平日の仕事が忙しくなって、かえってストレスが増えちゃった」

これ、現場の先輩の声なんですが、みなさんはどう思います?

週休2日制導入の主な課題:

  1. 工期の延長によるコスト増
  2. 人員配置の見直し
  3. 作業効率の向上が必須
  4. 発注者側の理解と協力が必要

ICT活用による業務効率化:期待と課題

ICTって、本当に魔法の杖みたいなもんですよね。
僕自身、BIM/CIMを使ったプロジェクトに参加して、その威力を実感しています。

例えば、3次元モデルを使うことで、従来の2次元図面では気づかなかった干渉箇所を事前に発見できたんです。
これって、現場での手戻りを大幅に減らせるってことですよ!

でも、ICT導入にも課題はあります:

  • 初期投資のコストが高い
  • 操作できる人材が限られている
  • データの互換性や標準化の問題
  • セキュリティリスクへの対応

女性活躍推進:建設業界のジェンダーギャップ解消への道

建設業界って、まだまだ男性社会のイメージが強いですよね。
でも、最近は女性の技術者や現場監督を見かけることが増えてきました。

僕が驚いたのは、女性ならではの視点が現場改善につながったケースです。
例えば、ある現場では女性技術者の提案で、従来の重い工具を軽量タイプに変更したんです。
結果、作業効率が上がっただけでなく、男性作業員の負担も減ったんですよ。

女性活躍推進のポイント:

  • 育児・介護との両立支援
  • ハラスメント対策の強化
  • 女性用設備の充実(トイレ、更衣室など)
  • キャリアパスの明確化

若手人材の確保:魅力的な職場づくり

建設業界の高齢化問題、深刻ですよね。
若手を惹きつけるためには、働き方改革は避けて通れません。

僕の会社では、若手向けの研修プログラムを充実させたり、メンター制度を導入したりしています。
でも、それだけじゃ不十分なんです。

若手が求める「魅力的な職場」とは?

  1. ワークライフバランスの実現
  2. 先進技術を学べる環境
  3. 自己成長の機会
  4. 社会貢献度の高い仕事

これらを実現するには、業界全体の意識改革が必要だと感じています。

働き方改革を阻む壁:根深い問題点

業界特有の商慣習:長時間労働を助長する要因

建設業界には、長年培われてきた独特の商慣習があります。
これが、働き方改革を進める上で大きな壁になっているんです。

例えば、「施主の要望には何でも応える」という姿勢。
これって、一見すると素晴らしい対応に見えますよね。
でも、現場の人間からすると、突発的な残業や休日出勤の原因になるんです。

僕が経験した例を挙げると、完成間近のプロジェクトで施主から大幅な設計変更の要望があったんです。
もちろん、工期は変えられない。
結果、みんなで徹夜続きの作業…。これって、健全じゃないですよね。

長時間労働を助長する商慣習の例:

  • 「急ぎの仕事」の常態化
  • 過度な「おもてなし」文化
  • 曖昧な発注内容と頻繁な変更
  • 「根性」や「義理」を重視する風土

発注者側の意識改革:働き方改革を促進する鍵

実は、建設業界の働き方改革を成功させるには、発注者側の協力が不可欠なんです。
「えっ、なんで?」って思いますよね。

でも、考えてみてください。
工期や予算、仕様…全て発注者が決めるんです。
つまり、発注者の意識が変わらないと、私たち受注者側だけでは限界があるんです。

発注者側に求められる意識改革:

  1. 適切な工期設定
  2. 休日・夜間工事の抑制
  3. 設計変更の適切な管理
  4. 生産性向上に向けた投資の理解

人材不足の深刻化:人材育成と定着率向上の必要性

建設業界の人材不足、本当に深刻です。
特に若手の確保が難しくなっています。

僕の周りでも、せっかく入社した若手が数年で辞めてしまうケースをよく見かけます。
理由を聞くと、「思っていた仕事と違った」「ワークライフバランスが取れない」といったものが多いんです。

人材確保・定着のための取り組み:

  • インターンシップの充実
  • キャリアパスの明確化
  • 技術者の待遇改善
  • 多様な働き方の導入(副業、在宅勤務など)

ITリテラシーの向上:デジタル化に対応できる人材育成

ICTツールの導入は進んでいますが、それを使いこなせる人材が不足しているんです。
特にベテラン社員の中には、新しい技術に抵抗感を持つ人も少なくありません。

僕自身、BIM/CIMの導入プロジェクトで苦労した経験があります。
素晴らしいツールなのに、使い方が分からないというだけで現場が混乱してしまったんです。

ITリテラシー向上のための施策:

  • 世代間でのペア作業の推進
  • 定期的な技術研修の実施
  • ITスキルを評価する人事制度の導入
  • 外部専門家の積極的な活用

未来への処方箋:建設業界の働き方改革を成功させるために

政府の取り組みと支援:働き方改革関連法の活用

政府も建設業界の働き方改革に本腰を入れ始めていますね。
2024年4月から建設業にも残業時間の上限規制が適用されることになりました。

これって、大きな転換点だと思うんです。
ただ、法律ができたからといって、すぐに現場が変わるわけじゃありません。
むしろ、ここからが正念場だと感じています。

政府の支援策の例:

  • 人材確保・育成に対する助成金
  • 生産性向上のためのICT導入支援
  • 発注者を含めた関係者への啓発活動
  • 中小建設業者向けの特別相談窓口の設置

企業の意識改革:従業員満足度向上への取り組み

働き方改革って、結局のところ「人」が中心なんですよね。
どんなに素晴らしいシステムを導入しても、それを使う人が幸せじゃなければ意味がありません。

僕の会社では最近、「従業員満足度調査」を始めました。
面白いのは、この結果を経営陣にフィードバックして、実際に施策に反映されているんです。

従業員満足度向上のためのアイデア:

  1. フレックスタイム制の導入
  2. リモートワークの推進
  3. 社内コミュニケーションの活性化
  4. 健康経営の推進(メンタルヘルスケアなど)

労働組合の役割:従業員の権利を守る

建設業界の労働組合って、あまり存在感がないイメージありませんか?
でも、働き方改革を進める上で、実は重要な役割を果たすんです。

例えば、ある現場で突発的な残業が常態化していた時、労働組合が会社側と交渉して改善策を提案したんです。
結果、業務プロセスの見直しが行われ、残業時間が大幅に減ったんですよ。

労働組合に期待される役割:

  • 労働条件改善の交渉
  • 従業員の声の集約と発信
  • 労働法規の遵守状況のチェック
  • 働き方改革に関する情報提供や啓発活動

テクノロジーの進化:AIやロボットによる業務効率化

AIやロボット技術の進化は、建設業界にも大きな影響を与えています。
僕自身、ドローンを使った測量や、AIによる設計支援ツールを使ったことがありますが、その効果には本当に驚きました。

特に印象的だったのは、危険作業をロボットが代替するケースです。
高所作業や重量物の運搬など、人間にとってリスクの高い作業を機械が行うことで、安全性が格段に向上したんです。

テクノロジー活用のポイント:

  • 現場ニーズに合わせたカスタマイズ
  • 導入前の十分な検証と段階的な展開
  • 従業員への丁寧な説明と教育
  • データセキュリティの確保

最近では、建設業界のDXを推進する企業も増えてきています。
例えば、Branuのような企業は、建設業向けのデジタルトランスフォーメーション事業を展開し、中小建設事業者のDX支援に特化したサービスを提供しています。
このような取り組みが、業界全体の効率化と働き方改革を加速させる原動力になっているんです。

働き方改革成功事例:他業界からの学び

建設業界だけでなく、他の業界の成功事例からも学べることは多いんです。
例えば、製造業の「カイゼン活動」って、建設現場にも応用できると思いません?

僕が参加したあるプロジェクトでは、IT企業のアジャイル開発手法を参考に、短期のスプリントを繰り返す形で工程管理を進めたんです。結果、工程の遅れを早期に発見し、迅速に対応できるようになりました。

他業界の成功事例から学べるポイント:

  • 製造業の「カイゼン活動」:ムダの削減と効率化
  • IT業界の「アジャイル開発」:柔軟な工程管理
  • サービス業の「顧客満足度向上」:エンドユーザー視点の導入
  • 金融業の「リスク管理」:安全性と効率性の両立

これらの事例を参考に、建設業界ならではの働き方改革を実現できると信じています。

まとめ

さて、ここまで建設業界の働き方改革について、現状と課題、そして未来への展望を見てきました。
正直なところ、まだまだ課題は山積みです。
でも、少しずつ変化の兆しも見えてきているんです。

僕自身、この業界で働いていて思うのは、「変化のスピードは遅いけど、確実に前に進んでいる」ということ。
一人一人の意識改革、そして業界全体の取り組みが、少しずつ実を結びつつあるんです。

建設業界の未来って、どんな姿なんでしょうか?
僕は、こんな未来を思い描いています:

  1. 誰もが安心して長く働ける環境
  2. 最新技術と人間の知恵が融合した生産性の高い現場
  3. 多様な人材が活躍し、新しいアイデアが生まれ続ける業界
  4. 社会インフラを支える誇り高い仕事として認知される建設業

この理想の実現に向けて、僕たち一人一人ができることから始めていく。
それが、持続可能な建設業界への第一歩になるんじゃないでしょうか。

みなさんも、自分の立場でできることを考えてみてください。
そして、一緒に建設業界の未来を創っていきましょう!

建設業界の働き方改革、本当に進んでいるのか?
答えは、「まだまだだけど、確実に前に進んでいる」。
これからの展開に、大いに期待しましょう!

ブラニューさんに聞く!建設業界で働くメリットとデメリット

「建設業界で働きたい」
「建設業界ってどうよ?」
「ブラニュー株式会社ってどんな仕事をしてるの?」

一口に建設業界といってもその範囲は幅広く、多種多様な業種や会社が存在します。
個人の戸建て住宅などを建築している会社もありますし、大規模な商業施設やビルなどを建てる会社もあります。
また、建設会社の中には都市開発やダム・橋・高速道路の建設など大規模なプロジェクトを手掛けている会社があったりもします。

参考リンク
ブラニュー社員への支援制度、社員の成長を支える仕組みとは?
建築業と建設業の違いについて解説!

ブラニューさんが見た建設業界で働くメリット

今後も需要が見込める

建設業界で働くメリットを上げると、今後も需要が見込めることが挙げられます。
高度経済成長期に建てられた建物などは、続々と寿命を迎え建て替えの時期がやってきます。
個人の戸建て住宅なども建ててから数十年もすれば、あちこちに不具合が出てリフォームやリノベーション、建て替えなどを行わなければならなくなります。
住まいは人の生活の基本となるものなので、需要が全くなくなることは考えにくいでしょう。
少子高齢化などで人口が減少することは考えられますが、それでも一定の需要は見込めます。
老朽化した社会インフラを整備したり、防災対策なども求められています。
そのため仕事が無くなってしまうことはまずないでしょう。
国や自治体が発注する公共事業などもあり、長期的に安定した事業が見込めます。

【ブラニューまとめ】建設業界とDXの関係性とは

一般的な企業よりも収入が高い

建設業界で働くメリットには、一般的な企業よりも収入が高いことも挙げられます。
全業種の平均年収を上回っているので、高い年収を得たいという人にはおすすめです。
特に専門性の高い分野では、人材不足の影響などもあり収入が高くなっています。
一般的な企業の場合には入社したばかりの頃は年収が低い傾向にありますが、若手であっても年収は高めです。
収入が良いというのは、大きなメリットといえます。
ただし、建設業界ではピラミッド型の産業構造になっていて、大手ゼネコンなど元請け企業の下に下請け企業・孫請け企業と続いていきます。
何層もの下請け構造ができているのも特徴で、下に行けば行く程待遇が悪くなっていくこともあるので注意が必要です。

成果が目に見えて分かりやすく達成感を得られやすい

もう一つメリットとして挙げられるのは、成果が目に見えて分かりやすく達成感を得られやすいという点もあります。
建物が完成すれば多くの人に利用されますし、人の生活に役立ちます。
個人の住まいなどは、そこに暮らす人の生活の場となる非常に重要なものです。
マイホームが完成し喜ぶ人の顔を見られることもあります。
それに災害が起きた際の、復旧工事などにも携わります。
災害によって破壊されてしまったインフラを復旧したり、建物を新しく建設したりすることで災害から復興することができます。
人々の生活に役立っていると実感できるのが魅力です。

建設業界で働くデメリット

激務だったり長時間労働を余儀なくされる

建設業界で働くデメリットを上げると、激務だったり長時間労働を余儀なくされることが挙げられます。
これは建設の分野に限ったことではなく、日本では少子高齢化などもあってあらゆる分野で労働人口が減っています。
人材が不足していることも多く、人材の奪い合いが起きています。
職人などは特殊なスキルが必要なので、誰でもいいから採用するというわけにもいきません。
必然的に今いる人の負担が大きくなり、長時間労働や激務に繋がってしまうことも多いのです。
建設では工期が決まっているのが普通なので、それに間に合わせなければいけません。
しかし、トラブルが発生することも日常茶飯事で、工期に間に合わないことも出てきてしまいます。
建設工事では危険が伴う作業もあり、一歩間違えると大事故につながる恐れもあります。
そのため責任が大きい仕事といえるでしょう。
人によってはストレスを感じてしまいます。
勿論、そういった状況を変えていこうという動きもあります。
働き方改革を実施している建設会社もあり、労働環境の改善に取り組んでいるところも多いです。
短時間だけ働くなど働き方を多様化することで、人材確保につながることもあります。
また、ITやAIといったテクノロジーを積極的に活用することで、業務を効率化できたりもします。
今まで人が担っていた業務をロボットが行うといった未来も予想されます。
身近なところでは、住宅を建てる際に資材をほとんど工場で加工し現場では組み立てるだけといったことが実際に行われています。
それにより工期を短縮することにつながっています。

景気や社会情勢にも左右されやすい

また、建設業界で働くデメリットとしては、景気や社会情勢にも左右されやすいということも挙げられます。
景気が良くない時には税収が減るので、公共事業なども目に見えて減ってしまいます。
建物は総額が大きいので、景気が悪い時には建て替えを先送りしたりすることが多いです。
また、日本では資材の多くを海外からの輸入に頼っています。
海外で何か紛争が起きてしまったり、災害が発生したりすると資材が高騰してしまうこともあります。
建設にかかる費用が跳ね上がれば、それを全て工事価格に反映するのは難しいことも多いです。
需要の低下にもつながります。

まとめ

海外の状況は日本にいるとどうすることもできないことが多いので、予想がしづらい面もあります。

【ブラニューまとめ】建設業界とDXの関係性とは

「DXって何?」
「建設業界とDXの関係について知りたい」
「ブラニュー株式会社の評判について知りたい」

近年、建設業界でDXという単語が扱われるようになってきました。
DXとはデジタルトランスフォーメーションの略で、建設業界のみならずあらゆる企業の課題となっているものです。
将来的に、建設業界でもDXの理解を深め、必要な対策をとっていなければ、時代に乗り遅れる可能性があるとして昨今注目を浴びています。
オリンピック関連事業や各地でおこなれている再開発などによって、建設業界の需要は過去と比べても高まっていると言えるでしょう。
特に地域ではかなり古い時期に建てられた建造物を取り壊し、空いたスペースに新しい建物を建てるという開発が進んでいることによって、バブル期と同じように業界は活性化しつつあるのが現状です。

https://newsnomad.com/uscpamuiteiru.html

建設業界では深刻な人手不足が起こっている

一方で、業界では新しい人材が確保できないことで、深刻な人手不足が起こっています。
さらに問題視されているのは、人手不足に加えて熟練した業界の人間が年齢とともにリタイアしていくペースが速くなっていることからくる、技能継承の停滞や低下が著しくなってきているのが特徴です。
1997年の685万人をピークとしていた建設業の就業者数は、2020年には500万人を下回るようになってしまいました。
休暇や賃金など労働環境の整備不足によって新規採用の人が少なかったり、就業しても環境が悪く辞めてしまったり、原因は様々です。
特に昨今の少子化現象によりこれまで以上に人的資源を確保することが難しくなっているのが現状となっています。
そのような中、次世代の人口が増加せずに建設に関するノウハウを十分に伝えられないまま現役を退くベテランが増加する懸念が出てきています。

ブラニューさんに聞く!建設業界で働くメリットとデメリット

DXとは?ブラニュー株式会社に聞く

そこで注目されているのがDXで、業務の効率化や利益の向上につながるとして前向きに検討している業者が増えてきました。
スウェーデンの教授が2004年に提唱した概念で、IT技術の駆使によって生活や労働環境をあらゆる面で向上させるというのがDXです。
この考えを前提に、現在日本で進められているのは経済産業省の呼びかけによるものとなっています。
他国から遅れること2018年、ガイドラインをまとめあげました。
企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革。
それとともに、業務そのものや組織、実行プロセス、企業や文化を変革し競争上の優位性を確立すること。
というガイドラインを設定し、ITを活用して製品やサービスはもちろんのこと労働環境の質を向上させ、消費者と会社の利益につなげるのが目的です。

参考/ブラニュー

建設業界でもオンライン化が推奨されている

現場での仕事が中心というイメージがもたれがちな建設業界でも、昨今の事情によってできるだけオンライン化が推奨されていることには変わりはありません。
オンライン会議やテレワークの組織的な導入によって、限られた人材を効率的に割り当て無駄を無くすためには、DXの概念を取り入れる必要があると認識されています。
また、2025年には多くの建設業が使用しているシステムが老朽化し、個々でカスタマイズしたことにより全貌が分かっていないシステムを利用している企業が大幅な損失を受けるということからも、新しいデジタル概念を導入するきっかけのひとつとなりました。
その損失は最大で12兆円とも言われており、それらを避けるためにも再構築が不可欠となっています。
これらに加えて建設業では人手不足やノウハウの継承が上手くいっておらず、いかに人員を割かずに事業を継続および維持していけるかが非常に重要になります。
IT活用によってビジネスモデルを抜本的に変える必要が出てきました。

建設業界が抱える課題をひとつずつ解消することが可能

新しい概念を取り入れることによって、効率化やノウハウの継承、少ない人数でも動かすことのできるビジネスモデルを確立することができ、建設業界が抱える課題をひとつずつ解消することが可能です。
たとえば、従来では2次元の紙の図面などを利用していた建設生産プロセスにITを導入し、コンピューター上の3次元モデルへと移行させます。
最新のシステムを活用し、計画や調査、設計や施工といったプロセスを3次元モデルに書き加えていくことで情報の理解と共有が容易になるのが特徴です。
従来の図面を使用する場合にくらべて関係者全員が図面を理解しやすくなり、合意形成の早期成立や、作業の確実性と効率性の大幅な向上が期待できます。
特に関係者のやりとりの時間を大幅に減らすことができるため、無駄な会議などで人件費を重ねる必要も減っていくのもメリットです。

まとめ

次世代への継承についても最新システムによってカバーでき、先人の技術者が何の情報をどのように判断したのかを把握できるため、モデルを参照することで技術を習得できます。
AI技術を取り入れれば、作業の質も高水準で安定していきますが、AIモデルを実践している建設企業はまだ多くありません。
難しい技術の習得を誰でもできるようにすれば、技術継承の課題もクリアできます。

太平エンジニアリングが誇る多方面へのアプローチ

長年にわたり現場にて培ってきた経験を積極的に還元しているのが太平エンジニアリングであり、特徴的なのは全てに対して同一のアプローチをするのではなく、それぞれの環境や人にとってより良い状態になるようにアプローチをしている様子です。

空調の大切さ

そのようにそれぞれの場所や人によって求められる物事や重要視する物事が異なる中で共通しているのが空調で、企業が大切にしているのはその場で生活をしている方がより一層リラックスできるようにしたり、足を運んだ方がゆっくりと過ごしたりもう一度来たいと思える場所作りをしています。
また、空調を導入する事例として多いのは人はもとより設置し動かしている機器が安定的に動作し続けられるようにする事も例外ではないので、工場などの機器が安定的に動くようにも拘られています。
空調の導入に関しても経験してきた現場の数が多いという強みがふんだんに活かされていて、予めニーズを聞き取るのはもとより精通している立場だからこそ行えるアドバイスを用いて導いてくれます。

水回りについてもサポート

身を置いて生活をする機会や時間が長くなるほどに利用する機会も多くなるのが水ですが、太平エンジニアリングでは水回りについてもサポートしてくれる上に、家庭用に限らず産業用も対象にしてもらえます。
しかも、水という自然のものを使用している様子から快適に使用できる事のみを思慮するのではなく同時に自然環境に関してまで配慮されているため、安心感を持ちながら気兼ねなく利用可能です。
水回りを整備する時に重要なのが給水と共に排水にもしっかりと目を向けて作り上げていく事ですが、全ての仕組みがより良い状態にさせられるように、予め各々により異なる現場の状態を十分に考えつつ設計し施工していきます。
設計や施工の時には長い目で見て作業を進めていく特徴から、完成し利用をしていく中で定期的に行う必要があるメンテナンスも快適になるように考慮されます。

ガス関連にも着手

整えられた水回りから清潔な水が得られるようになった時にはお湯を求める事例も珍しくなく、太平エンジニアリングは水をお湯にすべく活用するガスにも着手しています。
水などを温める時に活用可能なエネルギーは様々な種類がありますが、数ある中でもガスは効率性に長けている上に安定的に供給する事もできるので、継続的に利用し続けるほどに金銭的な負担も軽くなります。
太平エンジニアリングは、全国各地にて地域に根ざしたガスの環境整備を行っている企業との間で契約を締結して経営を行っているため、環境面はもとより利用に際する安全性についてまで抜かりなく考えて工事を行ってくれます。
ガスは特性上環境を整えた後に掃除などのメンテナンスを施す必要があるので、設計時の段階でメンテナンスがしやすい状況を生み出して利用できるようにします。

建物の管理業務

空調や水回り、ガスなどの設備を盛り込んでいくのは建物であり建物の中で人々が生活し思い思いの時間を過ごしていく様子になるので、太平エンジニアリングは最も外側に位置している建物についても十分に考えて手掛けています。
建物の管理業務にて重要視しているのが安心感を感じながら毎日を過ごし続けていける様子にする事で、建物全体の変化や各設備の様子に目を向けるのはもちろん、毎日快適に過ごし続けられるように隅々まで掃除をしたり警備も行います。
そして、ビルなど1つの建物に対して複数の団体が入って業務を行っている事例などでは入り口の近い所に位置している受付の重要性が高いため、受付に関しても徹底しています。
定期的または必要であると判断された時に行われる工事についても、入居している方々ができるだけ普段と同じ過ごし方ができるように思慮されるので、前もって改修などの予定を余裕を持ってお知らせしてくれる上、本格的な工事を行う日を休日や夜間にするなどの工夫もされます。

リノベーション事業

負担ができるだけ生じないように行われる工事の中にはリノベーションも存在し、リノベーションを計画している方に対してはバーチャルの技術を駆使して完成後の仕上がりを目にする事もできます。
リノベーションは既存の状態のままますます快適に過ごせるように変更を加えるのはもとより、これまでよりも過ごす人の人数が少なくなったため、少人数に特化した様子にするといった具体的な計画をきっかけにして行う事も可能です。
リノベーションの時には人間が動く時の動線に意識を向けるのはもちろん、空気の流れなどに関しても意識されるため、広い空間や物が多い空間であっても過ごす場所に関わらず同じ気温の中で過ごせます。
さらに、リノベーションの際は希望者が希望している箇所の他に専門家の観点から今一度目を向けた方が良い所も考えてくれるので、水道から出てくる水の状態なども調べてくれます。

まとめ

水の状態を考えて水道管も合わせて整備し直した方が良いと判断された際には、太平エンジニアリングが持つ水回りのノウハウを駆使して手厚い工事が行われます。

 

参考サイト
株式会社太平エンジニアリング 代表取締役社長 後藤悟志

外壁塗装

外壁塗装を格安でする方法

住居の中でもっとも傷みやすいところは、外壁です。
基本的には8年に1度は塗り替えるものが望ましいでしょう。
この場合、一回あたりの費用が100万円もするので決してお安い価格とは言い難いです。
そのまま放置をしておくと壁の中にまで水が入ってしまうので、なるべく早くに手を打つ必要があります。

参考・・・外壁塗装 大和市

セルフ対応で外壁塗装をする

では安く仕上げるにはどうしたらいいのかというと、セルフ対応で外壁塗装をすることです。
最近ではホームセンターにいけばプロ用の道具や材料を販売しているので、素人でも気軽に外壁塗装に挑戦することが可能です。
ここでいくらコストが必要になるのかというと、内訳を細かくみて解説をしていきましょう。
2階建ての家屋であれば、高圧噴射機とペンキ・防水塗料を購入すれば約10万円です。
その大半が高圧噴射機の料金で、ペンキ自体は2万円程度とお安い価格です。
もしも平屋家屋にお住まいであれば、ローラーだけで完了させることもできます。

実質2万円で完了する

2階建てだと高い部分にのぼって塗るのが困難なので吹き付け用のマシンがいりますが、平屋ではその限りではありません。
ローラーなら200円程度しかしないので、実質2万円で完了するわけです。
手順を簡単に説明すると、最初に住居全体をホースなどを使ってしっかりと水洗いをしましょう。
これはコケやカビがあると塗料がはがれ落ちてしまうからです。
その問題を打開するためには最初に汚れを落とす作業がいるわけです。
プロでも高圧洗浄機を使用し汚れ落としに時間を掛けています。
素人でするときは少しブラシを使って丁寧に手作業で挑戦するのがおすすめです。

一度防水塗料を全体に塗ってから2日程度はそのまま放置

次に一度防水塗料を全体に塗ってから2日程度はそのまま放置をします。
のり面を固定する目的があり、ここで固着を念入りにすれば、良い仕上がりを実現させられます。
あとは晴れ間を利用して上塗りをしましょう。
使用する塗料はシリコン素材がおすすめです。
シンナーで希釈をするものではないので、不快なにおいを発しないメリットを得られます。
1週間程度で仕上げるのが理想的ですが、ひとりでおこなう場合は2週間を目安にして挑戦をします。
コストがあまりかからないので手軽ではあるものの、長期間を掛けて塗ると全体の色が変色しやすくなるので注意が必要です。

まとめ

最後はコーキングをしてひび割れをカバーすれば、雨水が入り込むのを防いで長期間は外壁塗装をしなくても済みます。
簡単におこなえるので、個人でしやすい対処法になっています。