モー娘の黄金期を作った後藤真希

後藤真希は「モーニング娘」の元メンバーで、現在はタレントやユーチューバーとしてファンを楽しませています。
彼女は「モーニング娘」の黄金期を作ったエースとして、当時から人気を集めていました。
それまで活躍していたアイドルは、可愛らしい服装にフレッシュな笑顔と王道の魅力を持っていました。
後藤真希はそのような固定概念化されたアイドルのイメージとは大きくかけ離れた姿でデビューします。

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後藤真希のデビュー当時のイメージ

その姿は金髪で細い眉という、いかにもギャルやヤンキーを連想させるものでした。
このビジュアルには当時のモー娘ファンも、生意気や尖りすぎているといった戸惑いを隠せませんでした。
しかし一方では今ままでのアイドルとは違った魅力を持つ彼女に注目し、これからのアイドル業界を変える存在として期待するファンもいました。
彼女のオーディションを担当した大人たちも、アイドルのイメージを覆すインパクトに惚れ込んだといえます。
実は元々金髪が大好きなギャルだったわけではなく、オーディションの時に偶然その髪型だったというエピソードがあります。
「モーニング娘」3期生のオーディションが行われたのは夏休みでした。
学校がしばらくない夏休みはハメを外す学生も多く、後藤真希は黒髪にホワイトメッシュが入ったギャルになろうと計画していました。
ギャルたちが愛読していた雑誌の「Egg」では、流行りは金髪だと書かれていました。
これを読んだ彼女は流行りのギャルになるために金髪にし、そのままオーディションを受けました。
周りの参加者たちがアイドルらしい風貌をしている中で、彼女は一際目立つ存在となりました。

オーディションに合格し3期生としてデビュー

大人たちが金髪について尋ねたところ、あっけらかんと「夏休みだから染めた」と答えた彼女の気の強さも、オーディションの審査員の記憶に残るポイントでした。
オーディションに合格し3期生としてデビューすると、センターを任されるようになります。
センターなので一番カメラに映る時間が長く、歌うパートも他メンバーより多いです。
アイドルとしては願ったり叶ったりの立ち位置ですが、当時はプレッシャーなどで辛かったと後に語っています。
13歳でデビューし、いきなり多くの人に注目される存在となったので不思議なことではありません。
ダンスや歌の練習、ファンの前での立ち振る舞いなど厳しい指摘を受けることもある環境の中で、モー娘は国民的アイドルグループへと成長していきました。
モー娘の全盛期に生まれていなかった世代でも、彼女がいきなりセンターに抜擢された「LOVEマシーン」という曲は知っていることでしょう。

ダンスや歌の才能もあった後藤真希

彼女がエースと称されるのは、もちろん美しいビジュアルもありますがダンスや歌の才能もあったことが理由です。
ビジュアルが良くて才能がある女性として、男性だけでなく女性ファンも多く獲得しました。
安定した歌唱力とスマートなダンスで、誰もが憧れるアイドルになりました。
プロデューサーや振付師が、「ずば抜けた才能があった」と称賛していることからも分かります。
彼女は自身を特別だと感じないためにエースポジションに苦悩しましたが、周りからは納得の立ち位置でした。
グループアイドルといえば女同士の戦いといった、ネガティブな話題もよく取り上げられます。
後藤真希はこれについて、包み隠さず話しています。
モー娘は仲は良かったけれど、ライバルだったため歌やダンスになれば自分が一番になれるように頑張ったと、様々なメディアで明らかにしました。
モー娘はドロドロした関係ではなく、切磋琢磨できるグループだったということです。
この環境も彼女が才能を腐らせることなく、ファンを魅了し続けることにつながりました。

後藤真希の在籍期間は意外にも3年1か月と短い

モー娘の活動中は様々なヒット曲が出ましたが、彼女の在籍期間は意外にも3年1か月と短いです。
17歳の誕生日を迎える2007年に卒業することが発表された時は、多くの人にデビュー時以上の衝撃を与えました。
卒業の前日はテレビ東京で無観客ライブの生中継を行うなど、それまでのアイドルの卒業とは違う扱いでした。
卒業理由は活動の方向性の違いというファンとしては釈然としないものでしたが、その後もOGとしてユニットに参加するなどモー娘との関わりが続きました。
その後は母親の死や活動休止など後藤真希にとって辛い時期を過ごしますが、少しずつ落ち着きを取り戻しYouTubeでゲーム動画をアップロードするなどでファンと楽しい時間を共有しています。
彼女は自由な時間をオンラインゲームに費やすことが多く、現在は趣味と仕事のバランスがちょうど良くとれた状況です。
モンスターハンターシリーズは7000時間以上プレイしており、自他ともに認めるゲーム廃人です。

まとめ

アイドル時代のエンターテインメントとは違ったものを提供していますが、ビジュアルの良さは当時と全く変わっていません。
30歳を超えたようには見えない美しさで、美容に興味がある層からも指示されています。

 

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最終更新日 2025年5月14日 by ewsnoma