武蔵野音楽大学は、日本の音楽基盤がまだ弱かった時代に創立者である福井直秋氏が中心となって、音楽の普及と向上の為に同じ志を持った人達とともに作り上げた大学であり、現在までに多くの音楽家たちを輩出してきました。
音楽美の追求と豊かな人格形成はお互いに高め合うものであるとの考え方から、大学の建学の精神を「和」のこころと定め、教育の方針として「音楽芸術の研鑽」と「人間形成」を一貫して掲げています。
主に音楽学部として器楽学科、声楽学科、ヴィルトゥオーソ学科、作曲学科、音楽学学科、さらに音楽教育学科、音楽環境運営学科の合計7つの学科が組織されています。
いずれの学科も、まずは専門教育の基礎、基本を重視し、教養や語学力の向上を目的とした教育を学び、その上で学生自らが主体的に物事を学べるようなカリキュラムが組まれています。
同時に専攻実技はもちろんのこと、音楽理論、音楽史などの基礎科目もしっかりと学び、音楽全体に対する理解を深めることで、上級学年になった際に、各々の学生のさまざまな進路に応じて専門科目の選択肢を拡げています。
また、人間形成という教育理念の下、授業科目以外でも年間行事や正課外活動、サークル活動や寮生活などでも学生を支援し、これらを通して指導者側と学生が強く結び付き、日々の向上に努めています。
その他、大学院音楽研究科では、ますます高度化多様化する現代社会において国際的にも通用する演奏家や研究者を育成するべく、より専門的で高度な教育体制が組まれています。
なにより音楽を通じてより大きな社会貢献を目指す事が出来ます。
以上のように武蔵野音楽大学で学ぶということは、音楽的にも非常に高度であり難しいことではありますが、それと同じくらい音楽以外での部分もしっかりと学ぶことができ、人間的にも成長できるとされています。
音楽での道を志す方は是非一度武蔵野音楽大学で学ぶということを自分自身で調べてみてはいかがでしょうか。
最終更新日 2025年5月14日 by ewsnoma